大御本尊信仰を利用した創価学会

 創価学会は、平成3年11月の破門後も〝大御本尊信仰〟であることを、池田名誉会長をはじめとした幹部らは指導してきた。
 しかし、原田会長の体制においてその信仰が覆された。
 では、それまでの過程を名誉会長の指導から追ってみましょう。



破門後、徐々に「大御本尊根本」の指導を減らしいるのはなぜ?


かつてはこんな指導をしていたが・・・
 私どもは、諸天善神、三世十方のあらゆる仏菩薩、梵天帝釈等から守られております。安心立命し、絶対なる生活に確信をもって大功徳の生活を湧現しきっていける信心修行をしとおしていきたいと思います。
 そうなるためには、どういう一念が必要か。あくまでも大御本尊様中心主義で『大御本尊様第一、大御本尊様第一』この一念を忘れているならば、幸福生活は樹立できない。座談会といおうが、幹部会といおうが、生活活動といおうが、講義といおうが、教学といおうが、ぜんぶが大御本尊様から出発するのです。偉くなるためでもありません。自分の人気取りでもありません。
 また、いっさいの折伏も、いっさいの会合も、いっさいの教学も、いっさいの活動も、詮ずるところは、ぜんぶ、大御本尊様に帰一するための活動でなくてはならない
(昭和35年5月22日の指導 『会長講演集第一巻』)



▼大御本尊指導の変遷▼

 

(平成3年12月8日 第49回本部幹部会)
学会の「信心」こそが「一閻浮提総与の大御本尊」に深く通じ、大功徳を頂戴してきた。その「信心」あるかぎり、だれ人も大御本尊と私どもの間を”切る”ことなど、できるはずがない。(拍手)


 

(平成3年12月8日 第49回本部幹部会)
皆さまに、大御本尊の加護は絶対と確信していただきたい。



 

(平成3年12月26日 沼津文化会館を初訪問)
大御本尊は「一閻浮提総与」の御本尊であられる。全世界の民衆のために与えられた御本尊であられる。ゆえに「全世界への道」を開きに開いていくことが、大御本尊を真に奉じゆく実践となる。


 

(平成3年12月26日 沼津文化会館を初訪問)
大御本尊への「信心の大道」を、世界に開いた功徳は大きい。「信心」さえあれば、世界のどこにいても、大御本尊に通じていくからである。(拍手)


 

(平成4年2月21日 香港・九州合同代表者会)
目を開じて深く考うれば、大御本尊が明らかに見え、わが心の御本尊が、そこにいよいよ力を増し、光を増してくるのであります


 

(平成4年2月27日 第51回本部幹部会)
「信心」がなければ、どんなに大御本尊のおそばにいるといっても、「無益」である。「信心」があれば、どんなに大御本尊と離れていても、功徳は無量無辺である。



 

(平成4年2月27日 第51回本部幹部会)
世界のいずこの場所であれ、私どもの題目は、即座に大御本尊に通じていく。



 

(平成4年2月27日 第51回本部幹部会)
強く、純真な「信心」の一念が、そのまま大御本尊に納まり、偉大なる功徳と福運が、わが身に備わるのである。



 

(平成4年5月20日 第54回本部幹部会)
特に偲ばれることは戸田会長先生の指導の正しかったことであります。
先生は大御本尊を信ずること極めて強く、しかも厳格に守護し奉るという念慮に徹せられ、むしろきびし過ぎるとまで感ぜしめる程でありました。



 

(平成4年10月24日 関西最高会議)
戒壇の大御本尊様を護持し、そして折伏をしておるのは学会であります。



 

(平成5年9月16日 アメリカSGI最高会議)
大聖人の出世の本懐である一閻浮提総与の大御本尊が信心の根本であることは、これからも少しも変わらない。



 

(平成5年9月16日 アメリカSGI最高会議)
各家庭の仏壇に御安置した御本尊は、「大聖人の御魂であり、御本仏の当体である」と拝すべきなのである。そう信じて唱題するとき、そのまま、その場所で、大御本尊を拝していることになる。



 

(平成5年11月7日 「魂の独立記念日」祝賀の最高協議会)
日寛上人は「本門戒壇の本尊は応にこれ総体の本尊なるべし。これ則ち一閻浮提の一切衆生の本尊なるが故なり」(「観心本尊抄文段」文段集五〇二ページ)――本門戒壇の本尊は、まさに総体の本尊なのである。すなわち、一閻浮提の一切衆生の本尊だからである――と教えられている。
大御本尊は、全人類に与えられた御本尊なのである。



 

(平成5年11月7日 「魂の独立記念日」祝賀の最高協議会)
一閻浮提総与の大御本尊が、信仰の根本であることは、少しも変わりはない。



 

(平成5年11月21日 広布四十周年記念中部祝賀大総会)
戒壇の大御本尊を直接、拝さないと信心がないとか、成仏できないかのように言う人間がいる。もちろん、いうまでもない邪論であり、暴論である。各家庭の御本尊は、大御本尊と一体の、分身散体の御本尊であられる。功徳もまったく同じである。



 

(平成5年11月21日 広布四十周年記念中部祝賀大総会)
大石寺に来なければ信心がない、などと主張するのは、大聖人の御言葉と正反対であり、御本仏即大御本尊への敵対である。



 

(平成5年11月21日 広布四十周年記念中部祝賀大総会)
「信心」があれば、全部、御本仏に通じていく。大御本尊に通じていく。



 

(平成6年2月17日 沖縄最高会議)
この広大なる福運は、三大秘法の大本尊に具有せらるるのであって、吾人の信力・行力が、深大であればあるほど、大御本尊の法力・仏力も深大にあらわれるのである。





平成5年首脳幹部座談会では
〝学会は大御本尊根本〟と明言!


高橋婦人部書記長
 みっともないですね。最近の宗門が言っているのも〝学会は大御本尊と決別した〟とか、こじつけばかりです。


秋谷会長
 本当に冗談じゃない。そんなこと我々は一言も言っていない(笑い)。
 我々が決別したのは大御本尊ではなく〝ニセ法主〟日顕だ。我々はますます大聖人直結、
大御本尊根本の信心で進んでいる






最終的には
平成26年11月、「大御本尊を受持しない」
と発表した。
 学会本部は1,000万会員を欺いたことになるまいか。一体どう責任を取るのであろうか?



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