禅寺墓地問題について

 

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 『創価新報』(平成3年10月2日付)に「なんと猊下が禅宗の墓地に先祖の墓を自ら建立」という見出しで、御法主日顕上人猊下に対する誹謗中傷記事が掲載された。
 その趣旨は、一口でいうと、「日顕上人猊下が、禅宗の墓地に、実家である阿部家の墓を自ら建立した。この墓地のある福島市内には、広布寺という正宗寺院および同寺の墓地があるのに、なぜ猊下は、わざわざ邪宗の墓地に墓を建立したのか。これは、正法と邪法の区別がついていない、ということで、宗史に例を見ぬ異常な出来事」というものであり、これに付随して種々の悪口を並べ立てているのである。

 そもそも、『新報』が、鬼の首でも取ったかの如く「猊下の実家」などといっている福島・阿部家の現在の当主は、阿部賢蔵氏である。賢蔵氏は、大石寺第六十世となられた日開上人の弟・銀蔵氏から数えて四代目の当主となる。したがって、福島・阿部家は、日顕上人猊下の御立場からみれば、御尊父の生家であり、親戚に当たるが、御尊父の生家であり、親戚に当たるが、御自身の家でも実家でもない。

 では、福島・阿部家から出られた日開上人の御家の墓はといえば、すでに戦前、日開上人の代に、総本山大石寺の墓地内に建立されているのであって、こちらが日顕上人猊下の御実家の墓なのである。それを、わざわざ「猊下の実家の墓が邪宗に」などと歪曲して書くところに、『新報』編集子の欺喘体質があるといえよう。

 また、問題とされた福島市荒井字寺屋敷の墓地にある阿部家の墓とて、わざわざ新たに設けられたものではない。
 阿部家の墓は、もともとは畑の中にあったが、明治期に「大政官布達」の発布に伴い、他の村人とともに官許の墓地に移動させられた。そこは曹洞宗白山寺の脇ではあったが、当時、所有権は同寺にはなく、共同墓地だったのである(それは、明治期の土地台帳に一村持)と記載されていることからも証明される)。
 その後、土葬を繰り返したために墓地自体が狭くなり、拡張の必要が生じた。
そして、昭和二十四年に行なわれた墓地の拡張に伴い、阿部家の墓は現在地に移されたのである。

 なお、その際に、共同墓地に墓を所有していた人全員に対して、無償で墓地が提供されており、その後、昭和三十五年に行政処理の都合上から白山寺に保存登記がついたが、村人はあくまでも古来からの共同墓地という認識で、ここを使用していたのであった。
 したがって、「市内には広布寺という正宗寺院の墓地があるのに、猊下は、わざわざ邪宗の墓地に墓を建立した」などといって、猊下が新たにここに墓を購入されたかの如く書くのは、もとより悪意によるデタラメな誹謗以外の何物でもない。

 しかして、平成元年七月、福島・阿部家では、この先祖代々の墓に新たな墓石を建てることとなり、日顕上人猊下にお題目の書写を願い出た。日顕上人貌下におかせられては、これを快諾されるとともに、阿部家が御尊父。日開上人の御生家でもあったことから、その報恩の意味から費用を負担することを申し出られ、阿部家においても、この御慈悲をありがたく受けられたのである。
ちなみに、墓石に
「為先祖代々菩提 建立之 日顕 花押」
とあるのも、猊下が墓石建立の費用を負担されたことによるものであるのは申すまでもない。

 また、この墓石の開眼を阿部家から願われた猊下が、現地へ赴いて読経唱題されたことは、
第九世日有上人の『化儀抄』に

「縦ひ禅・念仏の寺・道場の内なりとも、法華宗の檀那施主等が之有らば、仏事を受くべきなり云々」(「聖典」九八九頁)
とあるとおり、謗法でも何でもないのである。
以上、『新報』の「猊下が実家(?)の墓(?)を自ら(?)建立」などという記事は、ことごとく、ためにする捏造・歪曲である。

 ところで、本宗においては、日蓮正宗に改宗した場合、速やかに謗法を払い、それまで菩提寺としていた寺院との宗教上の関係を断絶しなくてはならない。
 ただし、その寺の墓地に先祖代々の墓がある場合、その寺に布施をしたり追善供養を願ったりしなければ、墓を置いていること自体が謗法となったりはしないのである。
 これに難クセを付けてまで誹謗したいのなら、次のように述べた戸田二代会長などは、まさしく学会が「謗法与同!」と弾劾すべき対象にあたろう。

 「これは謗法にならないと思うんですが。そのひとつは邪宗の寺に、墓をもっているでしょう。そうすると邪宗の坊主のところに金を持っていってはいけないように思っているでしょう。あれは、やっていいと思うけれども、どうだろうか。これは謗法になるかなあ…。わたしは、瑞正寺という寺から土地を借りているのです。そして地代を払っているのです。そうすると借りている墓の地代を払ったっていいではないか」
「正宗の信者が(邪宗の寺に)墓をたくさん持てば、邪宗の寺に金が入る。そして正宗(の墓)が増えればふえるほど、寺がじゃましないのです。これを摂受という。そして、墓をきれいに掃除に行って、それでお寺へお金を入れるのです。それは謗法にならないと思う」(「戸田城聖全集』第二巻)

 この戸田会長指導そのままに、現に、学会員で邪宗寺院に墓地を有する者は数多いるし、その撤去を迫る邪宗を相手に、これまで学会あげて数々の墓地訴訟を起こしてきたではないか。
それ故、今回、学会が問題にしている白山寺の墓地にも、阿部家の他に、三軒の本宗信徒の墓が存しているのである。
 もし学会が、ここに阿部賢蔵氏の家の墓があること自体、謗法である、とでも強弁するのなら、他の三軒はもとより、他宗管理の墓地に墓を持つ全国数多の学会員も皆、謗法罪となるばかりか、かつての学会の指導とも大きく矛盾することになろう。

 なおまた学会では、かつて日顕上人猊下が「墓地は日蓮正宗の寺院に建てるのが理想。墓地が邪宗教の処にあると、やがて子孫が悪縁に引かれて信心を崩すこともある」(要旨=昭和60年1月29日)と御指南あそばされたことを引いて、自己矛盾である等と誹謗しているようであるが、何度も言うように、かの墓は阿部賢蔵氏を当主とする福島・阿部家の墓であって、日顕上人猊下の御家の墓ではないのだから、猊下に対する誹謗としては、もとより、全くの的外れである。

 また、福島・阿部家の場合は、そこから六十世日開上人が出られ、また尊いことに、日開上人の御子息にあたる日顕上人も六十七世の猊座に登られて、近年、阿部家の墓に「本門三大秘法の題目」を書写せられた。この無上の善縁に引かれて、阿部家先祖代々の精霊も成仏を遂げ、また、子々孫々の人々の信心もいや増すことであろう。最後に、学会で引用する貌下の右御指南の次下には、以下のような根本精神が御教示されていることも、申し添えておく。
「しかしながら、正しいお寺に墓地をとったからといって、安心して、信心修行を怠けるならば、また、そこからおのずと退転の形、不幸の姿が始まっていくわけでありますから、そのところの根本は墓にあるのではなく、自分自身の信心に、一切の幸せも先祖追善の意義も存する、ということを忘れずに励んでいくことが大切と思うのでございます」

/////////これが創価学会の正体だ「妙観」「広布」編集部//////////






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