宗門から浄財取り立てる創価学会
学会が宗門へ20億円要求

学会と宗門との間で取り交わされた「覚書」
宗門の責任者たる早瀬総監と北条副会長の間に取り交わされた、金銭の授受に関する、この覚書きは、学会が総本山より二十億円以上もの浄財を吐き出させようとしている事実を物語っているものである。
いかなる事情があるにせよ、宗門から信徒が多額の資金を要求する事など、正宗七百年の歴史を通じて曽ってあり得たであろうか。
此の要求に接して、日達上人は、僧侶の代表を本山に召集され、「池田会長は、法主たる私に対して、まるで小僧を怒鳴りつけるような見幕で、金を出しなさいと言ったのだ」と、声を震わせられた事を忘れる事が出来ない。
正本堂落慶後一年、即ち昭和四十八年十月の事である。
表面では、華やかに正本堂落慶一周年記念登山が行なわれていた時、裏ではこんな事があったとは、誰が想像し得たであろう。
なおこの中で、第二条は正本堂維持基金として御供養したものを取り返したと言われるもので、実にえげつない、仕打である。
第四条については、昭和四十七年一月四日付聖教新間の一面に、池田会長が、「立派な富士学林を建設するよう御提案申し上げ御法主上人猊下より快諾をたまわりました」と、さりげなく公表しているのである。
この記事を読んだ学会員は、学会が建設資金を御供養したものと感違いしたのであろう、実は感違いするよう、仕組んで公表したのである。
学会指導者の余りにも低劣な欺瞞に、ただ果れるのみである。
宗門外護を見せかけ乍ら、金銭に関してはこの様に見境いのない実に恥知らずな手段を弄する指導者を学会の人々はどのように思われるだろうか?(創価学会問題資料集)