池田会長が事前に知った日顕上人への相承


 未だに学会員の中で、日顕上人への相承を否定するものが後を絶たないが、日達上人がご健在の最中に男子部の会合で一幹部が、次の猊下は阿部教学部長であると発言したそうである。
再来年の日蓮大聖人700遠忌までに日達は必ず退位する。そのあとは阿部がやることになっている。その時こそ池田先生が復権するとき。北条なんかメじゃない。(週刊文春 昭和54年8月2日号)』
 また、池田会長自身も山崎正友氏から、その情報を数ヶ月も前から聞いていたようだ。
 池田氏自身も、正統に日顕上人へ相承がなされたことに、一切疑念を持たなかったことは間違いない。

 つまり、日顕猊下への相承は、一部の僧侶にとどまらず学会へも情報が事前に入っていたのである。

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山崎
 
そこへ、山崎さんから、“池田会長辞任”の話が出て、猊下(日達上人)も、それなら何とか宗内を説得できる、と、乗り気になられたのです。
池田さんも学会も、本当に山崎さんのおかげで救われましたよ」
と話されました。
 疲れていた私は、そうした話を何となく聞き流しているうちに、日達上人が「秋には隠居するつもりだ。あとは阿部教学部長にやらせようと思っている。それで、まず総監にすることにしました」とお話になったことを思い出し、私はハッと目が醒める思いで、光久主任理事に、
「そういえばさっき、日達上人は、“秋には隠居して、あとを阿部教学部長に譲る。まず総監にする”とおっしゃっていたようですが……」
と尋ねました。
光久主任理事は、
「ええ、そのおつもりのようです。すでに長男がおられる千葉県に土地を買われ、隠居所を用意されているようですよ。
 そうなったら、私も主任理事を辞めさせてもらって、どこかの寺でゆっくり過ごさせていただくよう、お願いしているんです。山崎さんはご存知なかったのですか」
と、当然のことのように話されました。
私は、それで、
「今、それを発表されたら、ちょつと、活動家達が収まりがつかないのではないですか。
彼らは今回の和解に不満なのです。
それに、活動家達は、かねがね宗務院の役僧方に対し、“創価学会と通じているのではないか”などという疑念を強く持っているようですし。
とくに“昭和五十二年の僧侶吊し上げの時、我々を守ってくれず、学会に頭を下げさせられた”と、根に持っています。
この二年間の経過から見ても、いきなり日達上人が
『これからは、阿部のいうことを聞け』
と言われても、そのとおりにいかない恐れがあります。
そうなったら、宗内は、学会問題どころではない混乱状態になりませんか」
と言いました。
光久主任理事は、ちょっと黙っておられましたが、
猊下は、何年も前から、次は阿部教学部長だと決めておられたようですよ。
そして、学会との和解が成立する見込みとなってからは、主だった僧侶達には、
『阿部教学部長を総監にする』
と言われて、そのための手続きを準備するよう指示されています。
ですから、もし、今言われたような心配があるなら、速やかに言上された方がよいですよ」
と言われました。

 

原島 すると、日達上人は、次の御法主は阿部日顕上人だと、かなり早い時期に決められていたのですね。

山崎 そのようでした。
後になって振り返ってみると、「妙信講」(現・顕正会)問題の最中、昭和四十九年暮れの時点で、すでにお心づもりが定まっていたものと思われます。(中略)

原島 そういえば、山崎さんは、池田さんにそんな話をしていましたね。

 

山崎 池田大作は、それまで、教学部長であられた日顕上人をあまり好きではありませんでした。
妙信講問題、そして、正本堂御供養金返還訴訟のための打ち合わせの際、私達何人かの弁護団は、池田大作と共に出席しましたが、日顕上人は、どこか“学会何するものぞ”といった気骨を示しておられ、しばしば創価学会の教義解釈に異を唱えられたのです。(中略)

 

原島 私も、山崎さんと同様、教学部長であられた日顕上人には、日蓮正宗御僧侶と
しての気概があられ、将来、日蓮正宗を背負って立たれる方だなと、感じていました。
それで、池田大作から聞かれたとき、そう答えました。

 

山崎 私が、池田大作に、
「次は、阿部教学部長だと思います」
と具申したところ、池田大作は、不機嫌になりましたが、そのあとから、総力を挙げて教学部長であられた日顕上人の懐柔にかかったのです。
あの手、この手で、なりふりかまわず、ご機嫌取りをしようとしました。
私も、当時、やや学会と距離を置いておられた日顕上人に、何とか学会を理解していただこうと、池田大作と協力して手を尽くしました。(中略)

 

山崎 ですから、私個人としては、日顕上人に対して特別な感情を持っていたわけではありませんが、活動家僧侶達と接触してきた際の感触を思い出し、心配になったのです。
私は、それで、その翌日、また西片にお伺いし、日達上人にお目通りして、
「先にお伺いしましたが、早急に阿部教学部長を総監になさり、秋には御法主の座を譲られる、とのことですが、それでは、活動家僧侶の方々が満足せず、宗内は混乱する恐れがないでしょうか」
と申し上げました。
それに対して、日達上人は、非常にキッパリした口調で、
「山崎さん、私の後、宗門を背負っていけるのは、阿部しかありません」
と言われました。

 

原島 日達上人は、そのようにはっきりと言われたのですね。


山崎 日達上人は、さらに、
「阿部は、正宗僧侶としての気骨がある。
それにしても若い連中は、何であんなに阿部に反発するのだろう。
山崎さん、若い連中を説得して阿部に付かせ、そして、阿部にも、これまでの経緯と学会の実態についてよく説明してください」
と言われました。
それで、私は、その後、日達上人が御遷化されるまで二度ほど常泉寺に伺って、日顕上人にいろいろと言上し、また、活動家の代表にも、日達上人のお話を伝え、よく
話し合うよう勧めたのです。
(中略)

原島 池田大作は、昭和五十四年七月の日達上人御遷化以来、
「血脈を正統に受けられた日顕上人に信伏随従奉る」
「日顕上人の御指南にどこまでも従います」
と、それこそ何百回。何千回も公言していました。
それが、平成二年になると、また、本性を現わして、日顕上人を無茶苦茶に中傷し、非難しはじめました。
(「懺悔滅罪のために!」山崎正友・原島嵩対談集)

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文証
「法灯連綿と七百三十年のあいだ、厳護されてきた法水は、御当代御法主日顕上人猊下に受け継がれておられる。御法主上人の御説法を拝しながら正しく信行に邁進しゆくことが大切なのである」
(『広布と人生を語る』3 池田大作)







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