言論出版妨害事件

 



ダミー画像

昭和44年、藤原弘達氏による学会批判本「創価学会を斬る」の出版を妨害したという社会問題化した事件のこと。
 学会職員らが、この書籍の販売に関して圧力をかけ流通の妨害などを行ったとされる。これが、連日メディアで流され、学会員に大きな動揺を広げ多数の脱会者を出し、学会勢力の低迷につながる
結果となった。
 この問題の沈静化に手を貸したのが、時の政権与党・自民党の田中角栄である。
 なお、出版に圧力を加えられた識者は、藤原氏にとどまらず多数にのぼる。




藤原氏のもとにおびただしい抗議嫌がらせ
 弘達氏の自宅には、“ぶち殺すぞ” “お前の家を焼き討ちにしてやる” といった激しい脅迫や嫌がらせが連日続き、段ボール三箱分以上の嫌がらせの投書が送りつけられた。
 そして、弘達氏の子供には警察が警備をつけなければならない事態になったという。

弘達氏は九九年に他界するが、夫人の充子さんへの嫌がらせは、
 「それからも続きました。主人が亡くなった時は、夜中でも『おめでとうございます』という電話がひっきりなしでした」(「創価学会とは何か」山田直輝著)



事件にかかわった元学会員証言
実際に書店に圧力をかけて回った元学会員はこう述懐する。
 「私が、言論出版妨害事件に遭遇したのは、聖教新聞に入社した二年目のことです。当時、私は出版局にいましてね。母が会員だった関係で、学生時代などはもう熱狂的な池田ファンでしたよ。昭和四十四年の十月頃、出版局の入っている旧館の隣に新聞販売業務を行う業務局という二階建てのバラックのような建物があったんですが、その二階の仏間に各部門から十九人ほどが集められたんです。責任者は出版総局長だった横松という人で、現場の指揮は青柳という出版局次長。“創価学会を批判するとんでもない本が出る。ついては君たちが各書店をまわって、棚から撤去させろ。もし、拒絶されたら、今後、『人間革命』などの扱いをしませんと言え”と指示されました。でも、最初に行った書店で、店長が顔色を変えて怒り出したんですよ。“我々には売る権利かおる。あなた達に売るなと言う権利はないだろう。我々には生活がかかっているんだ”と。凄い剣幕でした。落ち込みましたよ。実際、店長の言う通りですからね。私は、熱心に回るのをやめましたが、他の連中は真面目に回りつづけたんです」

 しかし、あるメンバーが書店に名刺を置いてきてしまい、問題が大きくなる。
「その名刺が書店から証拠として挙がってしまったんです。“馬鹿もん!”と物凄い剣幕で怒られましたよ。書店回りをしたメンバーは再び例の仏間に集められ、“大きな問題になってしまった。心してこの難局を乗り切ってもらいたい”と言われ、御秘符という小さな紙切れをみんなで飲んだんですよ。護符というやつですが、これは普通、重病になったときとか、厄除けとか、本当に信心が必要なときに飲むものなんです。学会にとってはまさに法難だったんでしょうね」
当時の学会内部の雰囲気が窺える話だ。
(「創価学会とは何か」山田直輝著)



竹入元公明党委員長証言

自民党幹事長が学会が起こした問題に介入
 「六九年末に表面化した言論出版妨害問題のときは、佐藤栄作首相と自民党幹事長をしていた田中( 角栄)さんには、助けられ、感謝している。終生忘れない。(中略) 創価学会批判の本が出るというので、私が田中さんに頼んで仲介に働いてもらったのだが、田中さんは追求されると、『竹入に頼まれたのではない。幹事長だから勝手におせっかいを焼いているだけ』と釈明した。(中略)言論出版妨害問題は、田中さんらに対し大きな負い目になった。国会対策でも田中幹事長時代に、よく協力を頼まれ、党の基本政策に抵触しない限り、対応した。」  
(元公明党委員長・竹入氏の手記『朝日新聞』平成10年8月26日)


書籍紹介ほか

動画で見るトピックス

◆参院選・東京選挙区に学会員が立候補!!
【YouTubeを見る
◆除名された学会員登場

学会情報を読む

  • 『乱脈経理』

    AAA社画像

    創価学会VS.国税庁の暗闘ドキュメント。知られざる学会経理の実態が見えてきた。

  • 創価学会の“変貌”

    AAA社画像

    2014年以来の「創価学会の“変貌”」を、綿密な分析データで読み解いていく。

  • 池田大作と宮本顕治:
    「創共協定」誕生の舞台裏

    AAA社画像

    対立関係にあった両者が手を結んだ。「創共協定」誕生と破綻の舞台裏をさぐる。

  • 創価学会秘史

    AAA社画像

    創価学会が封印した真実の歴史。

  • パナマ文書に
    SOKA GAKKAI, INC.

    宗教法人が租税回避地に謎の法人設立!?

このページの先頭へ