創価学会とは
【創価学会の特徴】
学会は世界規模の平和運動、社会活動を行う団体かのようにイメージさせるが、そのような活動をしているのは本部職員のわずかな担当者であり、一般会員はそのようなものに従事していない。つまり、宣伝用の見せかけに過ぎない。
「権力・金・宗教」の三大要素を駆使し人心をコントロール。
敵対する日蓮正宗の本尊・教義を踏襲
創価学会は昭和初期の時代に、日蓮正宗の信徒グループとして活動を始めた。そして、昭和27年に他の宗教団体には見られない特殊な宗教法人として認可。会則に見られるよう、あくまで日蓮正宗の信仰をするために、学会に入会する方式であった。
このように、学会は日蓮正宗の信仰団体であったため、破門された現在でも、独自の教義、本尊は存在しない。学会がもっとも敵対視する日蓮正宗の本尊を拝んでいる。
◎教義(御書)―――日蓮正宗を踏襲
◎御本尊―――日蓮正宗の御本尊を利用
大聖人より池田大作氏を徹底宣揚
創価学会独自の看板は「池田大作氏」の存在しかない。そのため、池田思想といったものを強調するのだが、「池田思想」は古今の思想、大聖人の教義を元としており、独自性はないのが現実である。
会則には日蓮大聖人の仏法を信仰することが目的として掲げられているが、実際には、池田大作氏の思想と同氏に対する師弟不二を信仰上の最も大事な要件とする。このため、池田氏は、大聖人より上の指導者としてイメージを植え付けられる。
また、池田氏は「新・旧人間革命」40数巻において自身を虚飾を交えて演出・宣揚。これほどの規模は、人類史上初の珍事。こういった“箔付け至上主義”が名誉称号集めに奔走させている。
“池田大作氏は世界的に偉大な指導者”という問題であるが、学会員の拡大、学校や関連団体の設立は、多くの学会員・幹部の努力、会員からの浄財の賜物である。池田氏がどこかで稼いだ資金からではない。果たして、池田氏ただ一人の力で何が成し得たかははなはだ疑問である。
政治権力に勝るものなし
創価学会は現在、宗教団体で唯一政治権力の座にいる団体である。
学会には古くから、政治権力を握る野望があり、自公政権でそれをある程度実現した。
そもそもは、政権奪取は日蓮正宗を弘める(戒壇建立)ためとの目的であったが、現在は、池田大作氏(学会本部)を守るために変質したようである。
なぜ、政治権力にすがるかは、言論出版妨害事件、国税調査などが、その有効性を物語っている。そのため、一体関係にある公明党支援は、最重要の会合を中止にするほど重要なのである。
金は人の信念をも変えられる
年間数千億の収益を上げる創価学会。この金の力を最大限に利用している。
かつては、職員の給料は薄給といわれてきたのだが、この30年間のうちに、かなりの高給に変わったようだ。その理由として、学会本部における不祥事隠し、脱会留めが指摘されたことがある。確かに、こういった厚遇をすることで、学会職員の反逆は、目立ってなくなっている。
さらに、学会批判を封じ込めることに功を奏するものとして、聖教新聞を全国の新聞社に印刷を発注している。これも金の力によるコントロールである。
個人の主体性は無用の学会活動
会内の権力は絶対で、上の役職者に意見をすることが許されない実態にある。活動方針は、必ずその都度、上から打ち出される。
こういった状況では学会本部の方針に、忠実に末端会員らは動かざるを得ない。これでは、個人個人の思考における判断は無用となりマインドコントロール化される。
「絶対に変えない」という指導も反故に
学会指導者の発言「寄付は一銭も取らない」「衆院選には出ない」「大御本尊の信仰はこれからも変わらない」など、時々に約束は破られてきた。
特に、信仰上の根本を変えてしまえば、それは宗教ではなく、指導者都合によるものであり、会員を欺くことにつながる。決してあってはならない。
そして、学会には「一人を大切に」「対話」という大変麗しい指導が徹底されてきたのだが、末端組織では、各所で部員いじめ、押し付けなどの声が挙がっている。
また、学会は宗門に対し、全国一斉39箇所で裁判を起こしたことがある。
創価学会の会員数
◎日本の会員 公称827世帯(実数は300万人台か?)
◎SGIメンバー数 公称220万人(実数は100万人以下か?)
会員の実態数は正確にわからない
学会の会員数はかつて池田氏は内藤国夫氏による質問にこう答えていた。
池田 公称の七百八十九万世帯は、宗門から御本尊を下付された累積数であって、いまぜんぶが、という意味ではない。
内藤 公称世帯数は、入口計算だけであって、出口計算がない。足し算だけして、引き算のない数字なんですね。
池田 そのとおりです。これまで折伏していった累積ですからね。亡くなった人、退転した人も含まれている。会員実数を正確につかむのは不可能なんです。
(『今改めて問う創価学会・公明党』)
学会は、「世界192カ国に弘まった」と声高に言うが、活動家数万人から数十万人では、なんの影響力もなく、世界では創価学会は無名である。
三代会長が弘めた教義の変遷
破門以降、学会の教義は、短期にコロコロと改変し会員を惑わしており、およそ宗教の体を成していない。
学会から宗門へ帰伏した人数は数万人に及び、各寺院で中核となって活動している。しかし、宗門から学会へ行った者が活動している例はほとんどない。
仮定ではあるが、学会から年間5,000人が宗門へ帰伏しているとなると、
年に5万人近い脱会者が出ていることが想像できる。
創価学会は宗門とは勝負はついていると主張しているが、実際には完敗!!
創価学会の始まり
昭和5年、創価学会の創立は初代会長となる牧口常三郎が自身の学説「創価教育学体系」を出版したことに始まる。その時の名称は、創価教育学会である。その2年前に、牧口と理事長の戸田は日蓮正宗の信徒となっていたのであるが、牧口は日蓮正宗の教義に自分の学説を採り入れることを考えた。信仰者と教育者の面を持つ牧口は、互いを利用しながら生涯を送ることになる。創価教育学会を信徒組織にすることにしたのは、昭和8年になってからのことで、それ以前は、日蓮正宗の法華講員としての信仰である。
創価学会の三大指導者
初代牧口会長、二代戸田会長、三代池田会長の三人を永遠の師と呼び、なかんずく池田名誉会長は絶対的な指導者として自他共認める存在である。
しかしながら、この3人の信仰観には違いがあることは明らかである。
日蓮大聖人の教えを第一義として位置づけていたのは戸田会長のみで、前後の会長は、創価学会の名声を一番に置いていたといって過言ではない。そのために、日蓮正宗を利用していたことが、学会の歴史を追っていくと透けて見えるはずである。
3人の指導者を見ていくと目的がそれぞれ違うのだが、それでも現在の学会は永遠の指導者として重視するという。
では、学会が永遠師と仰ぐ、牧口、戸田、池田会長それぞれの特徴を追ってみましょう
初代牧口会長期
宗門を利用した牧口の信仰
入信当初、昭和12年ごろまで堀米御尊師を師と仰ぎ信仰。その後は、僧侶の指導を聞き入れなくなり、牧口教に近い信仰となる。
法華講幹部だった牧口常三郎
「創価教育学会」は牧口の学説を弘めるために立ち上げたが、同時期に日蓮正宗に入信し、その力と正しさを知った牧口は、宗教と学説を交差させ弘めるように移行した。
また、「創価教育学会」の名称が示す通り、宗門が信徒組織と正式に認めるわけがなく、創価教育学会はあくまで牧口思想に過ぎないので、宗教団体としての創価学会は戦後の再建からとなる。
牧口らは入信より、昭和12年ごろまで、僧侶の御指南のもと法華講員として信仰活動を行っていたことで、幹事に任命されている。(資料【宗報 昭和7年7月号】↓)
牧口は推尊入卑 ( さいそんにゅうひ )の 邪義を信仰
牧口 「創価教育学会其ものは、前に申上げた通り日蓮正宗の信仰に私の価値創造論を採入れた処の、立派な一個の在家的信仰団体であります」
牧口初代会長は、創価教育学会を数千人の規模にしたが、最後は獄死しており、
牧口会長の獄死について、のちに第二代会長となる戸田城聖は「僧侶をそしった罪」と後悔している
この逮捕により「創価教育学会」は消滅した。
牧口は、学会の将来に対し明言することなく亡くなった。
ちなみに、
創価教育学会発祥の地とは?
目黒駅にほど近い住宅街には、今は寮となっている学会の建物に、「創価教育学会発祥の地」その右横には「時習学館」とのプレートが掲げられている。
ここがかつて戸田氏が子供たちに教えていた学習塾の跡になるとのことである。周囲に大使館も点在する閑静な場所のこの通りには、品川文化会館やマンション風の学会職員寮も立ち並ぶ。この通りは、くねっている上、道幅も狭く、学会が 次々と物件取得を拡大する格好の立地で、将来、創価通り化することは遠くないだろう。そうしていかない限り、文化会館等の施設を思うように使えない事情もあるのではないか。
さて、この場所が発祥の地とされる理由は、牧口の「創価教学体系」発刊の住所となっているからである。
しかし、出版当時の教育学会は宗教団体の意味合いはなく、両人は入信はしていたものの、ここを拠点に信仰活動をしていたかは疑問だ。
あくまで、学説を発表した場所程度の意義しか持たないだろう。
牧口会長の功罪
功績 日蓮正宗を宣揚し3,000名の信徒を拡大したこと。
罪 最終的には僧侶のご指南を受け入れず、我流の信仰に陥ったこと。
お寺から離れれば法門は分からない
失礼ながら僧侶方の大概は御妙判と称して御書やお経文によって説明はして下さるが、現証によって証明して下さらないのを遺憾とする。しかも川向ひの火事を視るが如く真理論でやるが、日常生活に親密の関係の価値論でそれをやらないから無上最大の御法も十分に判らう筈がない。とはいへ御寺を離れ、正師に遠ざかれば、正しい法門はわからない。故に我々はたゞ生活上に実験証明して御寺へ導くのを本旨とし、これが在家に於ける我々の役目であるとしてゐる。(「牧口常三郎全集」第十巻 大善生活実証録)
第二代戸田会長期
本山外護を貫いた二代会長・戸田城聖信仰の師
堀米御尊師(のちの日淳上人)を師と仰ぎ御教示を頻繁に受ける。
終戦の直前、戸田は出獄し学会の再建の第一歩として、出獄より2日目に中野歓喜寮の堀米御尊師を訪ね「これからは何もかも、お任せいたします」と述べる。
現在の学会が言うような、〝神札問題で宗門が邪教となった〟と判断していれば、戸田城聖は宗門へは行かないはずである。
【活動の特徴】
◎大石寺への登山会、座談会、日蓮正宗の教学を重視し、会員を劇的に増加させる。
◎後年、参院選に進出し学会員を送り込む。
三代会長の中で、唯一日蓮正宗の教義を判っていたのが戸田会長である。
しかしながら、自身が理解していた教義を十分に会員に教えておらず、後に幹部らが正しい信仰を外れていく原因を作ったことも否めない。
さらに、戸田会長は自身の事業と学会とをはっきり区別することをせず、組織利用を大掛かりおこない、それは現在の学会にも引き継がれている。
戸田は、宗門の存続を親族に遺言して亡くなっている。⇒
戸田会長の功罪
功績 信徒を80万世帯に拡大し、宗門外護に尽くしたこと。
罪 1.学会員を相手に商売上の組織利用を行っていた。2.僧侶批判を繰り返した。3.我見を教義に取り入れた。
第三代池田会長期
自身の野望実現のため、宗教を利用?した三代会長・池田大作
広宣流布というが、弘めたのは自身の名
三代会長の池田大作氏は、
「私は、日本の国主であり、大統領であり、精神界の王者であり、思想文化一切の指導者・最高権力者である」
と語っている通り、日蓮正宗の信徒では満足できなかったようだ。
しかし、池田氏には独自の思想があるわけではなく、それまでの道徳や古今東西の著名人、日蓮正宗の教義を引用しなければならなかったわけである。
正統正義である日蓮正宗の信徒団体として、日本で最大の勢力を築き毎年数千億円を集めるまでになり、信仰心に影響を与えたのか、そもそもの目的がそうだったのか今となっては判明できないだろう。
【活動の特徴】
信仰とは直接関係ないものとして
◎聖教新聞の拡販、池田氏の書籍購入の推進、民音チケットの購入推進、公明新聞の割当購読、選挙活動
◎創価学会は、日蓮大聖人の仏法を唯一正しく信仰する教団と謳う。
しかし、衆議院が突如解散すると、重要行事をすべて飛ばし、選挙活動に邁進する。これは、宗教より選挙が大事であることの証左に他ならない。
初代・二代会長の信仰を守らず、
宗門撲滅に血道をあげる人間に変身。
これを人間革命というのだろうか?
執筆活動について
『人間革命』は本部近くで博文堂という書店を経営し、川用清史というペンネームを持つ作家でもあった篠原善太郎による。また池田の日蓮正宗の教義関係の著作は参院議員の多田省吾と、元教学部長・原島嵩の代作、『忘れ得ぬ人々』は聖教新聞局長の佐々木捷祐、松岡資、『仏教説話』は同論説委員長の松島淑のそれぞれ代筆、ほかに現教学部長・桐村泰次、総務・野崎勲、野崎至亮、川田洋一、松本一夫らの幹部も代筆陣の一員であり、彼らは「特別書籍」という名のグループをつくっていたという(『週刊文春』昭和五十五年六月十九日号)。(「池田大作権力者の構造」講談社)
会費はいくらかかる?
◎創価学会には会費はありません。
◎しかし、入会時には御本尊を受けることが条件となるので、3,000円(紙幅本尊)、5,000円(お守り本尊)代がかかる。さらに、聖教新聞、大白蓮華の定期購読を勧められる。
◎活動をするようになると、各種書籍、民音チケット、国政選挙の際は旅費がかかる。
財務とは
創価学会本部を運営するにあたり一切の費用の原資。
宗教団体であるので、御供養料を一応意味している。
主なものには会館建設費、職員給料である。
集め方
例年、夏の時期に申し込みをさせ、その年の11月~12月の間に、振り込み用紙にて金融機関で収めさせる。
申し込みをした者を広布部員と呼び、広布部員会という会合において、より多額の振り込みをするように追い立てる風潮がある。
例
婦人部の大幹部・柏原ヤス
「世界広布には、お金がかかる!いるんです!だから、出せ!!!つーのッ! 出せッ!出せッ!!・・出せ!!!ねーッ。(略)あんたハッキリ言えないんだったら、私が言ってあげる。今度の広布基金は100万出しなさいよ!!皆の前で言っておくから。ねッ。婦人部長は、ちゃんと、100万、取りに行って!」( 青森県内における婦人部指導会での指導(昭和50年代))
某副会長
「家を売ってでも、二億、三億寄付すべきだ」「いつ、いくら寄付するのか」
(『黒い手帖』矢野絢也著によると、同氏へ上記の寄付強要があったとされる。)
池田会長の功罪
功績 信徒を世界に拡大し、宗門外護をおこなったこと。
罪 1.大聖人ではなく、自分自身を世界に宣揚することをすすめた。 2.大聖人の仏法を破壊したこと。3.多くの会員を大御本尊から切り離したこと。
池田会長が築いた大企業顔負けの“創価コンツェルン”
目立たない様に枝を伸し、産業界に網の目を張りめぐらして、最後に総合商社を作って決戦だ。(第6回 社長会記録)
政治
◎公明党
関連企業
◎保険会社 ニット保険
◎映像制作会社 シナノ企画
◎ビル管理 信濃建物総合管理
◎輸送会社 日本図書輸送
◎出版会社 東西哲学書院、潮出版社、第三文明社
◎警備会社 日光警備保障
◎広告代理店 東弘
◎葬儀 富士白蓮社
(公益)法人
◎創価大学、創価学園
◎民主音楽協会
◎東京富士美術館
◎東洋哲学研究所
◎財団法人〇〇墓苑(全国に開設)
これら、会社、団体の原資のほとんどは、会員の浄財からである。であるから、財務はいくら吸い上げても足らない。
現在の会長ら執行部は、この創価コンツェルン拡大を目的としているはずで、その中の重要なコンテンツは2つあり、
1.日蓮大聖人の仏法
2.池田大作の思想と偉業(側近らが演出した)
である。
【参考】将来を経営コンサルタントにアドバイスを求めた創価学会⇒
この状態で、一体誰が得をするのであろうか?
答えは、3,000人の本部職員、外郭団体の者たちである。