戸田会長と池田名誉会長指導の相違
三代会長(牧口・戸田・池田)を永遠の師と位置づける創価学会だが、戸田会長と池田名誉会長の指導には相反する指導が数多く存在するので比べてみることにする。信仰の根本「戒壇の大御本尊」について
「されば本尊中の本尊たる一閻浮提総与の本尊に向かって南無妙法蓮華経と唱題することによって末法の一切衆生は救われるのである。此の一閻浮提総与の本尊は弘安二年十月十二日の御出現であって此の本尊を拝むことこれ以外に末法の衆生は幸福になり様はないのである。」折伏教典104頁
「『久遠元初の法』を根本としてこそ、永遠の妙法流布の道が開ける」(聖教新聞 平成5年5月3日)
「学会の会長は仏」について
「さきほど辻君が、折伏の仏であるといわれたが、仏は末法には日蓮大聖人様以外にいない。これは訂正しておき。しからば、私は凡夫である」(男子青年部第2回総会 昭和28年12月23日)
「法華経第四の巻には法師品、仏様を一中劫という永い間、罵り続ける罪よりも、末法の法華経の行者――別しては私だ!」(第53回本部幹部会 平成4年4月26日)
「弘安二年の十月十二日の大御本尊」について
「われわれの貧乏と苦悩を救わんがために、日蓮大聖人様は大御本尊様を建立し、遺されてある。これは、弘安二年の十月十二日の大御本尊様のただ一幅なのです。そこから、分身散体の方程式によりまして、ずうっと出てくるのです。それから、ほかの本尊、どこのを拝んでも絶対にだめなのです。弘安二年の十月十二日の大御本尊様から出発したものでなければ、法脈が切れてますから、絶対だめなのです。」(第一回本部婦人部委員会 昭和26年6月10日)
現在の学会は、戒壇の大御本尊の存在も抹消し、勤行要典からも大御本尊への祈念を削除したことで、大聖人の仏法を信仰する団体ではなくなりました。
「御法主上人の否定」について
「先代牧口先生当時から学会は猊座の事には一切関知せぬ大精神で通して来たし、今後もこの精神で一貫する。これを破る者はたとえ大幹部といえども即座に除名する」(聖教新聞 昭和31年1月29日)
現在の学会は、御法主上人を否定。
かつて池田自身は、猊下の御指南に随順することを指導していたことは言うまでもない。
「衆議院立候補」について
「衆議院には候補者を立てない」(週刊朝日 昭和31年7月29日号)
昭和35年、「創価学会は衆院選には出ません。なぜかならば、あくまでも宗教団体ですから」と発言しておきながら、先師の表明を破る。