創価学会の「御本尊返納について」
創価学会は平成5年より会員の家に安置されていた御本尊を回収し、学会製の偽造・ニセ本尊を販売。その際、回収した日蓮正宗の御本尊は本来、正宗寺院へ返納すべきだが、大量の御本尊を学会はどう処分したのか説明していない。
御本尊の御返納について
御本尊の御返納に関しては、これまで総務会等で徹底されてきましたが、最近二、三問い合わせがありましたので、その原則を再びここに紹介しておきます。
I 次の場合は御形木御本尊を御返納する
①御本尊をいただいた本人同士が結婚等で合世帯となり、御本尊が一世帯に二体となったとき。
②特別御形木御本尊または常住御本尊を御下付されたとき。
③本人が死亡し、同じ世帯の中にその御本尊を護持し得る人(学会員)がいないとき。
④本人が御本尊を残したまま、六か月以上行方不明になり、もはや戻つてくる見込みのないとき。
⑤長い間信心を失い、指導しても再起の見込みのない人が御本尊の返却を申し出たとき。
⑥御本尊を拾得したとき。
<手 続>
①②の場合 御返納願(各地方本部にある)に記入の上、御供養(五百円以上)を添えて、本人の所属寺院(最寄りの寺院でも可)へ御返納する。
③④⑤⑥の場合 所属の総B長が状況判断の上、所属の本部・会館へお届けする(御供養は不要)。
Ⅱ 次の場合は特別御形木御本尊を御返納する
①特別御形木御本尊をいただいた本人同士が結婚等で合世帯となり、御本尊が一世帯に二体となったとき。
②常住御本尊を御下付されたとき。
③本人が死亡し、同じ世帯の中にその御本尊を護持し得る人(学会員)がいないとき。 ④その他の場合については、御形木御本尊の返納に準ずる。
<手 続>
①②の場合 御返納願(用紙は本部・総務局保管)に記入の上、御供養(千円以上)を添えて地方本部。会館経由、本部へ御返納する。
③④の場合 所属の本部長が状況判断の上、御返納願に記入し、地方本部・会館経由、本部へ御返納する(御供養は不要)。
※ただし、その人の親族(別世帯)から結婚した本人または故人のいただいた御本尊を護持したい旨の申し出があったときは、一親等以内の親族で護持し得る人(学会員)であれば、親族の所属の本部長が状況判断の上、護持させることができる。
Ⅲ 次の場合は常住御本尊を御返納する
常住御本尊をいただいた本人が死亡したとき。 (原則として、一機一縁であるから御返納する)
<手 続>
所属の本部長が状況判断の上、御返納願(用紙は本部・総務局保管)に記入し、御供養(二千円以上)を添えて地方本部・会館経由、本部へ御返納する。
※ただし、今まで一緒に拝んできた遺族(原則として一親等に限る)からの申し出があった場合は、本部長が面接の上、引き続き護持さ せることができる。
Ⅳ 次の場合はお守り御本尊を御返納する
お守り御本尊をいただいた本人が死亡 したとき。 (一機一縁であるから御返納する)
<手 続>
御返納願(用紙は本部・総務局保管) に記入の上、御供養(二千円以上)を 添えて地方本部。会館経由、本部へ御 返納する。
※ただし、遺族(原則として一親等に 限る)の中にどうしても故人のいた だいたお守り御本尊を護持すること を強く望む人がいた場合は、本部長 が面接の上、本部へ報告書を提出す る。その申請が妥当と認められた場合は、護持させることができる。
Ⅴ 結婚等で合世帯になった際、いずれの御本尊を御返納するかという問題について
①二人が護持していた御本尊が同じ場合 は、主人の御本尊を護持し、奥さんの方を御返納するゴ
②奥さんが特別御形木御本尊を護持し、 主人が御形木御本尊を護持していた場合は主人の御本尊を御返納する。¨
※ただし、奥さんが主人の家族(特に両親)と同居のときは、奥さんのいただいた特別御形木御本尊を護持するかとうかは家族で話し合って決める。
③有資格者が独身のため、同居の父親が 願主となって特別御形木御本尊をいただいたが、その後、有資格者である本人 が結婚等で別世帯になった場合は、父親がその特別御形木御本尊を護持し、 本人は、次の御下付の機会まで御形本 御本尊を受けて、護持する。
¨ その他、さまざまなケースが考えられますが、上記の例を基準として、関係幹部と 相談して決めてください。
学会幹部向け月刊誌「前進」No.145 昭和47年6月号より