「実名告発 創価学会」に見る創価学会の実態
学会内外で話題となっている除名された学会職員3人による「実名告発 創価学会」が出版された。
学会の教義がこれほど、デタラメとなった中で、学会に固執する者による告発本は珍しい。しかしながら、彼ら3名が学会に復帰できる見込みはない。なぜなら、彼らが敬愛する師匠・池田大作氏自身が、「裏切った者は永久追放」を宣言しているからだ。
彼らの、除名に至るまでの出来事は、長年、池田大作氏がとってきた手法であり、「官僚主義化、権威主義化」も池田氏が築いてきたものだ。未だ学会の洗脳から解けない彼ら及び、彼らに触発された会員の正信へ目覚めることを願うのみである。
この元学会職員が、除名となったいきさつは、この本または、彼らのブログによって詳細に語られているので、時間があれば一読されればよいかと思います。
(以下『実名告発 創価学会』より転載)
P8
「創価学会史上空前の学会本部前での学会員によるサイレントアピール」
なぜ、私たち3人がそうした行動を起こすことになったのか。それは、私たちが創価学会職員として在職していた時に体験した出来事と深く関係していた。
2012年10月12日、私たちは創価学会職員を即日懲戒解雇された。理由は、職員幹部に対話(お互いの考えを理解し合うための話し合いや、手紙のやり取りなど)を求めたことが「宗教法人の業務の遂行を著しく妨害する行為に当たる」というものだった。
このため、私たち3人は解雇無効を訴える裁判を提訴した。そして、学会本部と係争している最中の2014年6月18日、私たちは創価学会から除名処分を受け、創価学会員である権利すら奪われたのである。
この懲戒解雇、除名処分に至るまでに、私たちは創価学会の中でさまざまな処分を受けてきた。
「新・人間革命」も本部職員による代作
P58
そもそも私たちは、『新・人間革命』をはじめ、師匠の指導や会合へのメッセージが、本部職員によって作られている実態を知っていた。(中略)
小平と滝川は、本部職員に採用されてから10年にわたって、師匠の仕事を代行する「会員奉仕局」という職場に所属していた。そこで、師匠が自身の仕事を弟子に託している実態をつぶさに見て、体験してきた。
会員奉仕局は、師匠が学会員を激励するために贈る「書籍」や「和歌」「押印和紙」に、師匠の印鑑(「大作」印)や日付印(「2009・3・16」などの印)を押印する業務を担っている。師匠に代わって行なう業務である。
この本を読了した学会の皆さまへ
彼らが経験した、学会内のあるまじき行為は、かつて池田大作氏が反目した会員(脱会者)へ行ってきたことと何ら変わらない。つまり、原田会長ら執行部は、池田氏から学んだことを行っているのである。これが、池田大作氏が築いてきた創価学会であると知るべきである。