52年路線・会長勇退

 創価学会として一大転機を迎えることになったことに、池田会長辞任劇というものがあげられる。すでに、正本堂建立、創価大学設立等々様々な団体を立ち上げてきた池田会長にとっては言わばイケイケの状態の真っ只中。それから会長辞任に追い込まれるとは、本人は思いもよらなかっただろう。
 辞任に追い込まれる要因は、本尊模刻、教義逸脱という信仰の根幹にあたる問題であった。それだけに、宗内の僧侶の反発は抑えようもないように発展した。
 当時の創価学会は、一応の反省はしたのだが、破門後、またも同じ誤りを繰り返すこととなった。
 では、会長辞任(勇退)に至るまでの出来事を時系列で追っていきましょう。
 



52年教義逸脱路線

昭和52年1月15日
池田会長が第9回教学部大会において宗門の教義に対立する「仏教史観」を発表。

  1. 戸田会長の悟達が創価仏法の原点
  2. 大聖人直結、血脈・途中の人師論師不要
  3. 「人間革命」は現代の御書
  4. 会長に帰命、久遠の師、本門弘通の大導師、 主師親三徳
  5. 寺院・会館混同(寺院軽視)
  6. 謗法容認
  7. 在家でも供養を受けられる
  8. 学会僧宝論

 池田会長は、昭和40年代に入った頃より、宗門の教義ではないものを度々、口にしたきたが、この昭和52年の教学部大会において、決定的な逸脱を発表した。




宗門 教義逸脱問題を指摘

昭和53年2月
宗門は、創価学会に対し、上記の教義逸脱に関し訂正を指摘する。

2月22日
池田会長「手を切るのだけはやめてほしい」と猊下に懇願

6月30日
創価学会 教義逸脱の是正を発表(「教学上の基本問題について」)(通 称「6.30」)

9月28日
創価学会 模刻本尊問題で、板本尊7体を総本山に納める
(※昭和49年に勝手に作製した模刻本尊が53年になって宗内に知れ渡ることとなった問題。
)

11月7日
池田会長 52年逸脱路線について謝罪(通称「お詫び登山」)
2,000名の全国の幹部とともに本山に参詣、池田会長がお詫びの弁を述べる。

11月8日
学会 本尊模刻認める
「不用意にご謹刻申し上げた御本尊については……奉安殿にご奉納申し上げました」(「聖教新聞」53年11月8日付)

11月9日
池田会長 創価学会創立47周年慶賀法要において
宗門から離反することは永遠にないと表明
「宗門と学会が離反するのではないかと一部で言われておりますが誠に迷惑至極であり、猊下のおしたための御本尊を拝している私達が信心の上からも道理の上からも永遠の因縁の上からもその様なことは絶対にありえぬ事を明言しておきます」 (『広布第二章の指針 第十一集』東京・創価学会本部)
と発言。


「特別学習テキスト」の抜粋

この間、宗内の僧侶による学会糾弾の動きが活発化する。




池田氏 会長を辞任

4月24日
池田氏これまでの責任をとり会長を辞任、名誉会長に。

■会長辞任後、院政を執らないいよう本山から言い渡される。

■会長職は、北条浩に移行されたが、池田氏の存在感に及ぶことがなく、池田名誉会長は1年ほどで、指導者の地位にもどる。


池田氏は追い落とされたか?
 一部の学会員に、側近幹部が池田氏を追い落とししたという主張がある。このような会員は、池田先生は絶対、側近幹部が悪との考えを持った人たちである。
 では、事実はどうであろうか。
 確かに、側近幹部らが追い落としたとも言えなくもないのだが、全ては、池田氏が引き起こした問題により、辞任させられたということが事実である。
 これをチャンスに、池田氏を嫌っていた幹部が、それに乗ったということであろう。側近幹部が面従腹背をしていたという形跡はあちこちに見られる。それは現在においても変わらないであろう。
 しかし、すぐに池田氏は指導者の立場に戻っていることから、側近幹部と池田氏はどんなに嫌い合う仲でも、共存関係にあるのが実態である。





学会がいう「宗門問題」とは、
学会が引き起こした問題であり、宗門に罪をなすりつける弁である。

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