創価学会の信仰は正しいか




 創価学会は「唯一正しく日蓮大聖人の仏法を信仰する教団」 を主張しているが、その理由として、「大聖人の仏法を弘教している」くらいのものである。それが、正しい信仰であるなら、弘教を行っている日蓮正宗も顕正会も正しいことになる。実際のところ、未だ学会本部は、学会のみが正しいということを文証をもって証明できない状態にある。
 そこで、大聖人の仏法を正しく信仰する条件とは何なのかを整理しておこう。






大聖人仏法を正しく信仰するには条件があります。決して、自分勝手に信仰すればいいものではありません。では、大聖人の仏法において、絶対に外してはならないこととは何なのでしょうか。
大聖人は、二箇相承に日興上人へ下記のように僧俗に守るべき要件を残されました。


『日蓮一期弘法付嘱書』
日蓮一期の弘法、白蓮阿闍梨日興に之を付嘱す。本門弘通の大導師たるべきなり、国主此の法を立てらるれば、富士山に本門寺の戒壇を建立せらるべきなり。時を待つべきのみ。事の戒法と謂ふは是なり。就中我が門弟等此の状を守るべきなり



『身延山付嘱書』
釈尊五十年の説法、白蓮阿闍梨日興に相承す。身延山久遠寺の別当たるべきなり。背く在家出家共の輩は非法の衆たるべきなり


この御遺命には、
・日興上人を大導師と仰ぐこと、
・広宣流布の時には本門寺を建立すること、
・門弟はこれらを守ること。背く者は非法の衆である。

と述べられております。


日興上人は日目上人へ御相伝あそばされておりますので、その後の代々の猊下を大導師と仰ぐべきことは当然で、そのように学会はかつて指導してきたのです。
また、本門寺の建立はあるが、大石寺に厳護される戒壇の大御本尊を根本に信仰せよとは、言っていないではないかと疑問を抱かれるかもしれませんが、

『日蓮一期弘法付嘱書』
「国主此の法を立てらるれば、富士山に本門寺の戒壇を建立せらるべきなり

『三大秘法抄』
「王臣一同に本門の三秘密の法を持ちて、有徳王・覚徳比丘の其の乃往を末法濁悪の未来に移さん時、勅宣並びに御教書を申し下して、霊山浄土に似たらん最勝の地を尋ねて戒壇を建立すべき者か。時を待つべきのみ。事の戒法と申すは是なり

『百六箇抄』
「下種の弘通戒壇実勝の本迹 三箇の秘法建立の勝地は富士山本門寺の本堂なり

日興が嫡々相承の曼荼羅を以て本堂の正本尊と為すべきなり

『日興跡条々事』
「一、日興が身に宛て給はる所の弘安二年の大御本尊は、日目に之を相伝す。本門寺に懸け奉るべし。

とあり、これまで学会は大御本尊を信仰の根本としてきたのである。

また、大導師についても、日興上人は日目上人に御相承されているので、代々の猊下に学会は御指南を仰いできたわけです。

御遺命をわかりやすく言い換えれば、

・戒壇の大御本尊を信仰の根本とし広宣流布を目指すこと

・代々の猊下に信伏随従すること

学会はどちらも否定した信仰に変貌しているでしょう。
これだけでも、もう大聖人の教えに違背していることは明らかです。






 三大秘法は日蓮大聖人の仏法における宗旨となります。現在の創価学会の信仰においても、この三大秘法を備えた教えであることを標榜しております。しかし、昔の指導を思い返してください。三大秘法の中の一大秘法は戒壇の大御本尊であり、これを開いて三大秘法となるということを教えられてきたはずです。この最も根本となる戒壇の大御本尊を
原田会長は「受持の対象にしない」と平成26年11月に捨て去った
のです。
これでは、当然、学会には三大秘法が存在するどころか、大聖人の教えすべてを否定したことになります。


【一大秘法】 一大秘法とは日蓮大聖人が弘安二年(一二七九年)十月十二日に建立された本門戒壇の大御本尊のことである。 (創価学会発行『新版仏教哲学大辞典』)

このように、学会には三大秘法は存在しないのです。





三宝とは、仏と、仏の説いた法と、法を伝持する僧をいいます。この三つがそろって、はじめて、衆生は仏法の功徳に浴することができます。また、この三宝は本質的には一体であるとされています。

日蓮大聖人御指南
「末代の凡夫、三宝の恩を蒙りて三宝の恩を報ぜず、いかにしてか仏道を成ぜん」(『四恩抄』)
と三宝を敬うことの大事を御教示されています。
したがって、
「僧侶不要論」を唱える学会の信仰では、仏道を成ずることはできません。

また、『僧宝』とは第一に日興上人のことを指すことは当然でありますが、唯授一人の血脈相承を受けられた御法主猊下であります。その猊下に対し批判の限りを尽くしてきた創価学会にいては、絶対に成仏はあり得ません。


【文証】
「『僧宝』とは、今日においては日興上人よりの唯授一人の法脈を受けられた御法主上人猊下であられる」(聖教新聞 昭和53年2月26日付)





 破門後、創価学会は宗門の唯授一人の血脈相承を「血脈は断絶」「ナンセンス」などと自らの言を翻しました。ところが、学会が大聖人の仏法を正しく信仰する証明として、この唯授一人の血脈相承を指導していたのです。この自語相違について、創価学会は大聖人の御教示を通して説明ができるでしょうか。只々、宗門を非難するに終始しているだけではありませんか?
では、文証をあげてその重要性を確認していきたいと思います。


『日蓮一期弘法付嘱書』
「日蓮一期の弘法、白蓮阿闍梨日興に之を付嘱す、本門弘通の大導師たるべきなり。国主此の法を立てらるれば、富士山に本門寺の戒壇を建立せらるべきなり。時を待つべきのみ。事の戒法と謂ふは是なり。就中我が門弟等此の状を守るべきなり。血脈の次第 日蓮日興

『身延山付嘱書』
「釈尊五十年の説法、白蓮阿闍梨日興に相承す。身延山久遠寺の別当たるべきなり。背く在家出家共の輩は非法の衆たるべきなり」

『本因妙抄』
血脈並びに本尊の大事は日蓮嫡嫡座主伝法の書、塔中相承の禀承唯授一人の血脈なり云々

日淳上人御指南
仏法においては正法が混乱しないように相承の道を立て明らかにされてあるのであります。それで此の相承のあとを尋ねてゆけば正しい仏法か、間違った仏法かを知ることができるのであります。」(『日淳上人全集』)


血脈に総別の二義あり

 血脈には「総別の二義」があり、「別しての血脈とは法体の相承」であり、大聖人から日興上人、日目上人等へと唯授一人の方規に従って、順次この法体の相承により、御歴代上人のみが相承を承けてこられたのです。
 また、「総じての血脈とは信心の血脈」であり、広く大衆も受けることのできる血脈です。 信の一字をもって、法体御所持の御法主上人に師弟相対するならば、大衆も以信代慧により法体から血脈を受けるこ。とができるのです。



現在の創価学会は、大聖人の教えを完全に否定しております。
大謗法に陥った学会で功徳はありません。











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